Webデザインフリーランサーになる前に!知っておきたい10の心構え
STEP 1
現場に適応するよう努力する
フロントエンド開発者の
Anna Debenham氏は、
クライアントの企業社屋内で行う業務(オンサイト作業)を
引き受けています。
現場となる会社では、
より多くの協力・会議・駆け引きが必要となります。
そんな中、
Debenham氏は、
「自分のエゴで行動せず、
現場で働く、自分以外の人を尊重し溶け込む努力をしてください。」
と注意喚起しています。
服装などに関しても、
「自分は社外の者だから」と特別扱いせず、
現場のTPOに合わせて整えましょう!
ダメージデニムやパーカーなどで出勤するのは言語道断です。
「オフィス」であるという意識を持つことが大切です。
STEP 2
自分専用の「作業場」の定義を決める
自分が集中し、楽しく仕事に取り組める「作業場」
を作ることは、
効率的なルーティンワークの構築に役立ちます。
フロントエンド開発者のCole Henley氏は、
「“仕事の環境”を設けることで
プライベートとの差別化が格段とし易くなり、
集中力も飛躍的に伸びる。
作業場として新しく部屋を借りるのも、無駄な経費ではないはず。」
と述べています。
STEP 3
孤独にならない
SNSを除いて、
フリーランスで仕事をしていると
アイディアをチェックしてくれる人がいないことが多くあります。
Mark Kirby氏は、
他のフリーランサーと共にデスクや場所を借り、
“コワーキングスペース”を検討することを勧めています。
彼は、
実際にその方法で
コワーキングスペースを共有する2つの会社と仕事を見つけ、
自身のキャリアを軌道に乗せました。
さらに
現在のビジネスパートナーでさえも、
同じ分野の同僚だったとのことです。
STEP 4
生活リズムを構築する
なぜ、フリーランスになりたかったのか
思い出してみてください。
煩わしい上司や規則から逃れ、自分の時間をもち
自由な生活を送ることを夢見ていませんでしたか?
しかし
実際に多くのフリーランサーは、
一日の大半をデスクに縛り付けられ、常にストレスや不安を抱え生活しており
楽しんで仕事に取組めていないと感じています。
ウェブデザイナーのPaul Boag氏は、
「ビジネスを運営する上でのポイントは
仕事と生活のバランスを正しく取ることだ」
と述べています。
彼が言うように、
リラックスする時間を自分で作り出し、精神の健康を保つことが大切です。
意識的に運動や外出をし、
人生が置いてけぼりにならないよう
注意してくださいね!
STEP 5
デッドラインを明確にする
デザイナーのElliot Jay Stocks氏は
“全ての仕事に時間制限を設けること”
を提案しています。
時間制限を設け、
デッドラインが明らかであれば
おのずと優先順位も定まり、計画的に仕事を進めることができます。
この手法は
“ポモドーロ・テクニック”
と呼ばれますが、
興味のある方は
こちらから詳しく調べてみるのもおすすめです!
STEP 6
領収書をすべて保管&管理する
自分一人のために日々仕事をこなしていると
細かい書類の整理や管理に関してぞんざいになりがちです。
開発者のKeir Whitaker氏は、
・オンライン請求や会計系アプリに登録する
→支払予定日や金額の追跡ができ、余った時間を「自分時間」に利用できる
・業務上の領収書は全て保管&記録
→年末のストレスを最小限にできる(かなり面倒ですが!笑)
と推奨しています。
STEP 7
法律の専門家にアドバイスを仰ぐ(雇用する)
法的な問題を素人であるご自身で
解決しようとした場合、
取り返しのつかないことになるかも知れません。
Whitaker氏は
「良い会計士を雇えば
金銭を節約できる他、納税者側に立っているという気持ちにもなれる。」
と述べています。
開発者のMatt Schiffman氏も
同意見だと述べた上で、
「この手のサービスが想像より手頃な値段であることに驚くでしょう!
しかし
何よりも重要なのは
優秀な会計士と弁護士を持つことで
ビジネスの運営と遂行に集中することができる。」
「長期的に、独立した請負会社になるためには
弁護士も必要不可欠だ。」
と述べています。
STEP 8
契約書を発行しよう
Happy Cogの創設者
Jeffrey Zeldman氏によると、
「これから代理店と仕事をする際も、
自分で新しい顧客を獲得する際にも、
同じように契約を結ぶ必要がある。」
といいます。
複雑な契約書は必要ありません。
少なくとも
・仕事内容
・報酬の支払いタイミング
・報酬の支払い方法
以上を明確にしておくべきでしょう。
また Zeldman氏は、
「シンプルでベーシックな契約は
両者を保護し、あなたがプロフェッショナルであることを示し
両者の時間を大切に扱っていることを示す。」
とも述べました。
STEP 9
専門用語は簡単な英語に言い換える
クライアントと打ち合わせする際などに
法律用語や専門用語が
必要になる場合もありますが、
可能である限り
依頼人にきちんと理解していただくため
もっと一般的な言葉に置き換えるのが賢明だと思います。
例えば、
フリーランスのデザイナーであるAyesha Garrett氏は、
「依頼人に提供する必要のあるもの 」
「依頼人が要求したもの 」
などの簡単な英語の見出しを使い
言葉をシンプルにわかりやすくすることが大切だと述べています。
これにより、
「“計画の範囲“や“何を求められているか”について
依頼人が理解しやすくなり、
物事がより明確になる」
と彼女は述べています。
STEP 10
焦りは禁物!!!
あなたがフリーランスになろうとしたり、
フリーランスになることしか見えなくなっていても
他のベテラン達は「サラリーマンであること」を勧めています。
ウェブデザイナーのAndy Clarke氏は、
「フリーランスになる前に、常に代理店での実地研修を優先する」
と話します。
焦る気持ちも大いに理解できます。
しかし、
代理店で歯を食いしばって働き、
できるだけ多くのことを同僚から学び、
質問し、メモをとって自分の力へと吸収していきましょう。
いかがでしたか?
今回は
・STEP 1-3
★作業場(ワークスペース)の改善
・STEP 4-5
★時間と習慣の管理
・STEP 6-9
★ビジネス/法律上の問題について
・STEP 10
★1人前のプロフリーランスになるための難題
の順で、ご紹介いたしました。
先人たちの知恵と経験を踏まえ
“フリーランスであるためにどうあるべきか”
ということについて、
少しでも皆様の手助けになっていたら幸いです。
既にフリーランスの方で、
実践している考え方や、過去の経験など
どんなことでも良いので、コメントやメールでシェアしていただけると嬉しいです!
Zporta. は
あなたの「理想の働き方を現実にする」為、全力でお手伝いします。
次回は
「オンラインレッスンが楽しくなる!講師の10のコツ」
ご紹介いたします。
楽しみにしていてくださいね!