オンライン〇〇!リモート〇〇を 文化に押し上げる4つの戦略
No.1
コミュニケーションは繰り返すことに意味がある。
マーケティングの「7のルール」を
聞いたことがあるでしょうか?
この「7のルール」では、
「個人が行動を起こす前に、
メッセージを7回聞く必要がある」
といわれています。
コミュニケーションを
反復し行うことは、
強力で効果的であることを誰もが理解していますが
それを実際に行っている人は
あまり多くはないのが現状です。
何度も同じコミュニケーションを行うことで
人から人へ伝達した際の
誤解や誤り、または情報の欠けを防げることでしょう。
面倒に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
‟コミュニケーション不足”は
従業員の
主な退職理由の一つでもあります。
そして
‟コミュニケーションを過度に行うこと”は
疑念や不安を取り去り、
締め切りの遅れ・未完了のタスクの防止
更には
目的意識を高めることに繋がります。
非対面の世界では
尚更コミュニケーションが重視されています。
No.2
「コラボレーション」と「チームビルディング」
今後の職場環境のあり方として
従業員の限界に焦点を合わせるのではなく、
従業員のそれぞれの能力に焦点を当ててください。
マネージャーはチームを組む際に、
今一度、従業員のレベルに合わせて
それぞれが持つ
各々の思考と独自のスキルを発揮できるように検討してみてください。
成功するチームは、
才能、個性、スキル、アイデアがバランスよく組み合わされており、
コミュニケーションや共同作業を効率的に行うことができます。
Salesforceの調査では、
失敗したチームの86%の従業員と経営幹部が、
「失敗の原因はコラボレーションの欠如にあった」と指摘しました。
コラボレーションを推進することは、
ビジネスの成長に不可欠です。
たとえば、
問題が発生した際に
代表数人打ち合わせし続けるより、
テレビ会議を主催して、チーム全員で問題を一緒に解決することもできます。
同様に、
マネージャーは、
誰もがチームに必要であると理解し、
会議時に発言できる機会を設ける必要性があります。
さらに、
多くの時間を共有することによって、
個人およびチームの進展を祝うことができます。
経営コンサルティング会社「Actualize Consulting」
COOであるKerry Wekelo氏は、
従業員との繋がりを維持するための「チームビルディング活動」を実施し、
結果として大きな成功を収めました。
Wekelo氏の「チームビルディング活動」では、
テーマごとのアクティビティを楽しみながら
チームが協力してポイントを獲得していく仕組みを作りました。
「チームビルディング」は、
従業員が自分の強み、興味、弱点をよりよく理解すると同時に、
同僚をよりよく知るのに役立つことでしょう。
No.3
「賞賛する機会」を増やす。
時間をかけて従業員を理解することは
従業員のやる気と生産性を維持し、
チームの一員であることを実感させるために‟必須”となります。
マネージャーからの称賛は嬉しいものですが、
満足度を上げるために
「賞賛」は、年に一度の振り返りだけでなく、
その時々で与えられ、継続的に行われたほうより影響力があります。
Zoomミーティング中にでも、
1対1で、Slackチャネル、電子メールを介して賞賛することもできますし、
社内イベントを作成して、その機会を作ってしまうこともできます。
ラスベガスのザッポス本社では
従業員がお互いに感謝し、祝いあうことがビジネスにポジティブな影響を与えているようです。
ギャラップ氏は、
周囲から働きが認識されていないと感じる人は、仕事を辞める可能性が2倍になると指摘しています。
感謝の気持ちを伝えることは、期待以上の効果があるものです。
実際、リワードゲートウェイは
「管理者が従業員の良い働きに気づき、
「感謝の意」を表すだけで、従業員の70%はモチベーションと士気が向上する」
と明らかにしました。
No.4
従業員一人ひとりの「意見の場」を設ける。
この世に同じ人間が存在しないように
同じ従業員が2人といないことを忘れないでください。
良い関係性を構築して維持するために
優れたリーダーは、
リモートで働く従業員に責任を負わせる代わりに、
従業員のやる気や勢いを維持する事に集中しています。
Hustle Life Media、Inc.の
コンテンツ戦略責任者であるJeremy Harrison氏は、
「オープンで抑圧的でない環境は、
従業員が率直に発言でき、別の意見を聞く意欲を高めるのに役立つ」
と述べています。
個人レベルで従業員を理解することは、
良い関係性を育むのにも役立ちます。
Chantyの創設者であるDmytro Okunyev氏は、
イベントとして1時間のキャンプファイヤーを開催しています。
そこでは、従業員が集まり、職務以外でのコミュニケーションの場となっています。
Okunyev氏はこれまでに話し合ったトピックのいくつかを共有し、
好きな趣味、スポーツ、映画、その背景についての共有について話しました。
これらの時間を過ごしたことによって、
オフィスが再開したとき、
リモート作業を取り巻く環境が変化したときに大きな効果が表れるでしょう。
隔離され、離れた場所での仕事に限定されることで、
企業の非効率的なルールやフィルターが一時取り除かれ、
従業員の家庭生活を垣間見ることができました。
この苦境を乗り越えた従業員は
リモート作業ができることが証明されているので、
おそらくもう少し、環境が改善されれば
以前の通常の状態に戻ることは不可能なくらいに
リモートでの業務は企業や従業員にとって
利益をもたらしています。
いかがでしたか?
今回は
新型コロナウィルスの通過後、
リモートワークを
文化に昇華すべく
何に注力したらよいか
先人の知恵をお借りして
紹介していきました。
これまでの記事で
何度かご紹介してきたように
リモートワークは、
正しく機能すればメリットだらけの
これからの企業が取り入れるべき
優れた働き方改革になります。
この他にも、
リモートワークに関して
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次回は
「オフィスでできる!ウェルネスアイディア10選」をご紹介します。
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